
布ナプキンを手作りしてみたい!
でも生地はどうやって選べばいいの?
布ナプキンを手作りする方法が知りたい。
- 布ナプキンを手作り!素材や生地の選び方
- 手作り布ナプキン、衛生面は大丈夫?
- 手作り布ナプキンは経血漏れの可能性がある?
布ナプキンは自分でミシンや手縫いで手作りすることもできるアイテムです。
お気に入りの柄をつかったり、自分の好きな素材をつかって布ナプキンや布ライナーをつくれば、毎日の気分もちょっと楽しく過ごせますよね。
本記事では、布ナプキンをつくる際の注意点や生地の選び方などを紹介します。
布ナプキンを手作りできる?素材や生地の選び方

布ナプキンは布製品のため、ミシンがあれば比較的簡単に手作りすることができます。多少時間はかかりますが手縫いでもOK。
自分の好きな生地でつくれるので、肌が弱い方や市販のナプキンだと小さいと感じる方にもおすすめです。
布ナプキンの種類
布ナプキンはおもに3種類あります。
引用:https://nunona.jp/
作るのがいちばん簡単なのはプレーン型で、ホルダー型→一体型の順でむずかしさがUPします。プレーン型はハンカチをおりたたんで使う感じです。
布ナプキンの構造
布ナプキンは、以下の生地を重ねてつくられています。
生地はコットンやパイル地などの天然素材がおすすめです。
透湿性防水シートは経血漏れを防ぐための布です。おりもの用ライナーならなくてもOKですが、生理用布ナプキンをつくるときには用意しましょう。
布ナプキンを手作りするメリット
布ナプキンを手作りするメリットは、以下のとおりです。
布ナプキンは自分しか見えないものですが、生理のときの憂鬱さを少しでも和らげてくれるアイテムにもなります。

自分で手作りすれば、お気に入りの柄をつかったり自分好みの素材を選べます。
また布ナプキン自体の大きさ、長さなども自分の体型や使いやすさにあわせて作れるのも大きなメリットです。
とくに経血量が多くて市販の布ナプキンでは小さい、という方などは、羽根つきにしたりお尻部分を長くしたりなどアレンジがききます。
また市販の布ナプキンを買うよりも安く作れる場合もあります。
布ナプキンの作り方
布ナプキンはそれぞれ作り方が異なります。
私がYoutubeで参考にした動画を貼っておきます。
一体型布ナプキンの作り方
プレーン型布ナプキンの作り方
おりもの用布ライナーの作り方
さらに簡単に作るなら布ナプキンキットもおすすめ
「いちから生地を揃えるのは大変…」「どれくらいの大きさで作っていいかわからない」という方には、布ナプキン手作りキットや型紙も販売されています。
これなら作り方もわかりやすくて、簡単に作れます。
JEWLINGE (ジュランジェ) 一体型布ナプキン [ 型紙/A一体型セット ] 布ナプキン手作り型紙 布ナプキン手作り用素材 ハンドメイド
南インド「EcoFemme」針と糸付き手作り布ナプキン 3枚分キット 洗えるオーガニックコットン(肌面無漂白)防水あり 3枚セット
手作り布ナプキンの素材や生地の選び方は?

布ナプキンを手作りするときに準備する材料
手づくりする布ナプキンのかたちによって、用意する材料が異なります。
作りたい布ナプキンの種類にあわせて、材料を選びましょう。
布ナプキン(プレーン型)
- 肌面生地
- 糸
- ミシン、手縫いの場合は針
- はさみ
布ナプキン(ホルダー型)
- 肌面(表)生地
- 下着面(裏)生地
- 吸収体生地
- 透湿性防水シート
- 糸
- ミシン、手縫いの場合は針
- スナップボタン
- はさみ
布ナプキン(一体型)
- 肌面(表)生地
- 下着面(裏)生地
- 吸収体生地
- 透湿性防水シート
- 糸
- ミシン、手縫いの場合は針
- スナップボタン
- はさみ
おりもの用布ライナー
- 肌面(表)生地
- 下着面(裏)生地
- 吸収体生地
- 透湿性防水シート
- 糸
- ミシン、手縫いの場合は針
- スナップボタン
- はさみ
どんな肌面(表)生地を使えばいいの?
肌面生地はデリケートゾーンに直接あたる部分なので、肌ざわりがよく、汚れが落ちやすいコットン100%生地がおすすめです。
経血の色を確認して体調管理などをする予定の方は、白色の生地を使うと経血の状態がより確認しやすくなります。

市販の布ナプキンはオーガニックコットンを使用しているものが多いです。
他にもリネンや、パイル生地なども吸収力があって布ナプキンに向いています。
どんな下着面(裏)生地がおすすめ?
下着面は肌に触れないので、自分のお気に入りの生地でOKです。
布ナプキンを使うのが楽しくなるような好みの柄生地なんかを使いましょう。ハギレ(カットクロス)を使うといろいろな柄でつくれて楽しいです。
ただし通気性の悪い生地を使ってしまうとつけ心地が悪くなるので、コットンやリネンなど通気性がいい生地がおすすめです。
吸収体生地はどんな素材を使えばいいの?
吸収体生地とは、肌面生地と下着面生地のあいだにはさむ、経血を吸ってくれる部分の生地です。
吸収体生地の枚数が多かったり厚いほど、経血を吸ってくれる量が増えます。
タオルなどで使われるパイル生地は吸収力があっておすすめです。自宅で使い古したタオル、ハンカチを再利用することもできますよ。
ほかにはネル生地もおすすめです。ナプキンに厚みがあるのが苦手な方は、薄手の生地を何枚も重ねるとごわつきをおさえられますよ。
透湿性防水シートとは?
布ナプキンを手作りするのに「透湿性防水シート」はかかせません。
透湿性防水シートとは、経血がおもてにしみないように防水してくれる布のこと。これを使わないと経血漏れしてしまう可能性があります。
経血の水分はとおさずに湿気はのがしてくれるので、とても便利なアイテムです。
手作り布ナプキン、衛生面は大丈夫?

手作りマスクのときも話題?になりましたが、「手作り布ナプキンは衛生的に大丈夫?」という疑問です。
衛生面に関しては、きちんと洗濯して乾かせば大丈夫です。下着も同じですよね。
気になる方は煮沸消毒するのもOKです。その際は煮沸しても大丈夫な素材で作りましょう。
古着や使い古したタオルなどを再利用する場合も同じです。
まるでハンカチに見えるサニタリーポーチも手作りできる

会社や学校などでサニタリーポーチをもってトイレに行くのが恥ずかしい、という方におすすめなハンカチ風サニタリーポーチも手作りできますよ。
折りたたんだところはハンカチにしか見えないので、中に布ナプキンを入れて持ち運べます。
ナプキンポーチ サニタリーケース 大サイズ☆ ♪ハンドメイド メール便対応可 ※lapaix ※
手作り布ナプキンだと経血が漏れる可能性も

裁縫が苦手な方は「ちゃんと作れるかな」「経血が染みちゃったり漏れたりしないかな」と不安になってしまう方もいますよね。
たしかに手作りナプキンはきちんとつくらないと、経血漏れにつながってしまう恐れもあります。
経血は水分なので、きちんと縫われていないと縫い目から経血が染みてしまうことがあります。
また透湿性防水シートを使わないと、水分がそのまま貫通してしまって経血漏れの可能性が高くなります。

透湿性防水シートは近所の手芸屋さんではなかなか手に入らないことも…
手作り布ナプキンはお手頃につくれて自分好みにアレンジができますが、とくに経血量が多い日や夜用などは、安心面を考えれば専門店の布ナプキンのほうが安全かもしれません。
布ナプキンのおすすめブランドは『nunona』
私が愛用しているのは、「nunona」の布ナプキンです。
オーガニックコットンを使用しているので肌ざわりがよく、通気性もいいのでムレることが減りました。
ステッチが多く入っていて経血の伝い漏れを防いでくれるなど、布ナプキン専門店ならではの工夫があり、経血漏れの心配なく安心して使うことができます。
はじめて布ナプキンを使う方は、【安心保障付き】おためし3日間セットで試すと良さが分かると思います。

いちど専門店の布ナプキンを使ってみて、自分の経血量との相性やしくみを知ってから手作りするのが無難かもしれません。
また、経血が少ない日用やおりもの用ライナーを手作りするなど、使いながら試してみるのがおすすめです。
nunonaを使ったレビューは、以下記事にまとめていますので興味がある方はチェックしてみてください。
>>【nunona本音レビュー】布ナプキンのおすすめは『nunona』が最強!!